チーちゃんの思い出:4、ギフト(2)私の鬱とパニック障害を癒してくれたチーちゃん
眠れない夜、添い寝してくれたチーちゃん 4、ギフト(2)私の鬱とパニック障害を癒してくれたチーちゃん もう十数年前、私は時々急に過呼吸になったり心臓発作のような激しい動機が起きるようになり、やがて発作が怖くて電車に乗ることもできなくなった。医師の診断はパニック障害。今でこそ広く知られる病気になったけれども、私が診断された頃は、まだ知る人ぞ知る病気といった感じで、その症状はあまり多くの人に理解されるものではなかった。 症状の悪化は急速で、最初に違和感を感じてから2ヶ月後には大好きだった会社にも通勤できなくなった。そして遂にはパニック障害に加えて鬱にもなり、結局私は1年半休職した後、退職して療養す…